2008年 10月 21日
前の投稿で映画のレビューではあるが日本の警察のダメなところの一つとして自白至上主義を挙げた。 映画「青の炎」でも友達の偽証はなくても従犯、うまく立ち回れば無罪だって勝ち取れたかもしれない。 刑事ドラマはほとんど見ていない。見ている中で「踊る捜査線」は現行犯逮捕が多かったようだ。「古畑任三郎」こそ、心理的に追い詰めて最終的には犯人に自白を求める。 現実に日本人の気質として多くの場合自白で決着がつくのだろう。しかし必ず問題として挙がるのが自白の誘導であったり、踏み字などによる自白の強要。密室ともいえる取調室にどれだけの人が耐えられるのだろうか。そこで多くの誤認逮捕、冤罪が産まれている可能性もある。 では警察官に対する市民はどうしようかと。例えば、例えばだからフィクションだと思ってくれ。イヤホン耳に突っ込んでiPodで音楽聴きながら原付に乗ってたとしよう。交番のある交差点にお巡りさんが立っていて、運悪く先頭で赤信号で止まってしまった。お巡りさんが手招きしてる。とっさにポケットの中でイヤホンを本体から抜いた。まず免許証の提示を求められる。本来何を悪いことしたのか示されなければ任意のはずなので拒否してもいいのだがここは素直に提示。免許証を眺め名前で呼びながら、音楽聞きながらはダメだという。正直プレッシャーは感じた。ここでおれが「イヤホンの先にあるのは携帯電話です」と言ったとしよう。いつ着信があっても気付けるようにしていただけだと。ポケットのものを出せといわれれば拒否するつもりでいた。仮に携帯電話で音楽を聴いていたとしたら見せたところで何の問題もない。ぶっちゃけるとイヤホンの先が音楽プレーヤーでも運転中は停止させてますと言い切れば、つまりおれが音楽を聴いていたことを認める自白をしなければ問題ないということか。 なんだかきな臭い思考を披露してしまってるが、その原因としては今漫画「デスノート」を借りて呼んでいるせいだということにしておこう。まだ全部を読み終えてないのでレビューは後日。
by kfuk
| 2008-10-21 12:11
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