無意識と意識の狭間リターンズ

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2013年 01月 04日

PK

「PK」、「超人」、「密使」の近未来を舞台とした三部構成となっている。
サッカーW杯行きをかけた大事な試合。それまで絶不調だったFWだが、試合の終盤神がかり的なドリブルを見せ、PKを獲得する。仲間から声をかけられ、PKでゴールを決めた後の笑顔の意味とは。そこから複数の人物を主軸に置いた物語が展開していく。あぁ、あれがこの人のことか、というのがたくさん出てくるのだが、微妙にどこか話が食い違っていたりする。それが最後の「密使」で明確な答えが得られるわけではないが、なるほどそういうわけかと思わされる。けっして完全に明かされるわけではない。あくまでぼんやりと。それでいい、それもこの作者の持ち味だと思える人向け。

電車と飛行機の中で読んだので見落としなどあるかもしれない。時間があれば見直してみると新たな発見があるかもしれない。

PK

伊坂 幸太郎 / 講談社

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by kfuk | 2013-01-04 14:15 | BOOK


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