録画していたA.クリスティー原作の「地中海殺人事件」。
パターンは既にみた「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」と似ていて閉鎖空間に誰しも殺人の動機がある人が集まり、殺人が起きるというもの。
今回は元女優のアリーナがリゾートの孤島にやってくる。ホテルの支配人はかつてのライバル。アリーナが舞台を降板したことで打撃を受け、復帰を求めるために島に来た興行主夫婦、アリーナの半生を描いた本を書いたが出版を認めてもらえない作家、アリーナの不倫相手の夫婦、アリーナの不倫を知る夫とその連れ子。ことの発端はアリーナと婚約をし、宝石などを送った大佐だが、婚約は破棄され、偽物の宝石が送り返されたことによる。その真相を調べるよう保険会社からポワロに捜査の依頼があった。全員がそろった島でアリーナがビーチで一人でいるところを殺されているのが発見される。全員に動機があり、ほとんどの人物にアリバイがある。
冒頭、何のつながりもなく一つの殺人事件が起こる。この事件とのつながりは一体何なのか。それも最後に明らかになる。