ソウも5に突入。
例のごとく、気が付くと首輪をつけられた5人がゲームに挑むのだが、これはもはや背景に過ぎなくなってしまっている。話の本筋はホフマンがいかにしてジグソウの後継者になったのかということが語られ、ホフマンを疑うようになったストラムの捜査のほうが主軸になっている。
ゲームのほうは相変わらず残酷でありながらうまく進めることができれば、最小限の被害ですますことができたのではないかと後になってわかる。なぜこの5人が選ばれたのかとか、5人には共通点があるらしいが、どういうつながりなのか、といったところへの興味がこれまでにないほど希薄になっている。
結局ホフマンは生き残ったようだし、元奥さんのジルにはジグソウから謎の遺品が渡され、さらに伏線は張られたが、いよいよ関係者全員でゲームに臨むなどしないと、だらだら続けるのはいかがなものかと思う。