マーベル映画の肝は敵役に尽きると言ってきた中で最高最凶の敵が現れた。
<ネタバレ注意報>
「Batman Begins」の続編である本作ではバットマンの最大の敵ジョーカーが登場する。演じるのは公開前になくなったことで話題にもなったヒース・レジャー。シリーズとして90年代バットマンと比べるとリアリティーと暗い部分にも目を向けているだけあって、ジャック・ニコルソンのジョーカーとは異なるキャラクターとなっている。ジャック・ニコルソンのジョーカーも個人的には好きで、味付けでこうも変わるものかと対照的なキャラクターが描かれている。もう一人の悪役トゥーフェイス、「Batman Returns」ではトミー・リー・ジョーンズが演じていてこれも好きだったのだがこちらもまたまったく違うように描かれている。
90年代バットマンがヒーローものとして描かれたのに対して、21世紀バットマンはまさに闇の騎士ということでこのタイトルになったのだろう。