ホームページ上で心に傷を負った人からの依頼を受け、その場所や物に包帯を巻いて回るという若者の青春ムービー。
この映画にしてもそうだがやってることは若さゆえの茶番に見えるが、映画としては嫌いじゃない。
この映画を見ようと思ったのは音楽担当がハンバートハンバートだったことがまず最初のきっかけ。ハンバートハンバートを初めて知ったのは広島クラブクアトロの5周年ライブ。そこで気に入って全アルバム買い揃えた。この映画中でもハンバートの二人の歌詞はないハミングがずっと聞こえていた。
それをきっかけに借りた映画だが監督堤幸彦、主演柳楽優弥、石原さとみをはじめ若手の有望な役者が多数出演。こんな映画の音楽をハンバートハンバートが担当するとは。およそほとんどの人が知らないがもっと評価されるべきミュージシャンだと思っていたのが意外と知られているんじゃないかとふと思ったがそうでもないようだ。
人の傷に触れていく中で自分たちの傷にも触れることになる。それも包帯を巻くという行為を仲間と一緒にやっていくことによって癒されていく。
高崎市という土地も何度も行ったことあって特に高崎駅は確実に行っているのでまあまあ親近感も沸く。